去る2019年3月7日(木)に札幌エルプラザ公共施設3階ホールにて開催された札幌市主催の講演会「多様な性と性別を考える講演会」に当会スタッフのひろこちゃんとミツルさんが参加して来ました。講演の感想を紹介します!!
最近は「LGBT」と言う言葉も浸透して、自分の性的指向や性自認を説明するのが以前より簡単になった気がします。
その上で改めて、大切なのは「自分」という人を知ってもらうことだなと感じました。ちなみに、私は自分のことを説明するとき「LGBT」という言葉を使用することはほとんど無いと思います。
(たまに、直球で女性が好きなんですかって質問されると、、これまた微妙です(笑))性別とか、性格とか、色々含めて人を好きになっている、大切に思っている^ ^
私はそんな風に感じて日々過ごしています(笑)
ひろこ
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今回講演をしてくださった南和行さんは1976年生まれで2009年に弁護士となり、2013年から同性パートナーと、なんもり法律事務所を開設されました。今回の講演では自身の母親へのカミングアウトを含めたライフヒストリーをお話し頂いた他、弁護士の立場として様々なメディアで話題となった一橋大学アウティング事件についても触れて頂きました。非常に印象的だったのは、シスジェンダー、ヘテロセクシャルであることが普通であるという世の中に対して、普通って何でしょう?特別って何でしょうという問いかけでした。LGBTは特別なことではないし、我々は多様な社会に生きていること、そしてその多様性を認めていくことが最初の一歩なんだと感じることの出来た講演でした。
ミツル
※シスジェンダー:身体の性と心の性が一致していること