HIV不当内定取消訴訟は、2018年7月13日の提訴から、約1年と2か月が経過しました。これまで6回の裁判期日が開かれ、原告、被告双方の主張、反論が繰り広げられました。
しかし、HIV感染の事実は高度のプライバシー情報であり、しかも社会福祉士としての業務には関係がないため、それを病院側に告げる必要性はないという原告側の主張と、感染防止と情報拡散防止のため、病院側は原告のHIV感染を知る必要性があるという被告側の主張は、平行線のままで、話し合いでの解決は難しく、6月に原告本人尋問によって事実を明らかにした上で、今回、裁判所の判決を求めることになりました。
判決は公開の法廷で行われますので、皆様に傍聴していただけます。原告への応援の意味も込めて、ぜひ多くの方に傍聴いただければと思います。
当日は、直接札幌地方裁判所にお越しください。法廷は、当日裁判所にてご確認ください。
よろしくお願いいたします。
◯日時:2019年9月17日(火)午前10時~終了後解散
(同日判決を受けてすぐ記者会見があり、原告及び弁護団は対応に追われるため、今回当日の報告集会は予定しておりません。メディア報道にもご注目ください)
◯場所:札幌地方裁判所
札幌市中央区大通西11丁目
(地下鉄東西線西11丁目駅から北方向へ徒歩3分)
◯裁判を見るときの注意
http://www.courts.go.jp/sapporo/kengaku/tyuui/index.html
◯前回6月11日の原告本人尋問の報告
https://redribbon.hatenablog.jp/entry/2019/06/21/135124
いよいよ判決です。
どなたでも傍聴できます。
応援どうぞよろしくお願いいたします。
NPO法人レッドリボンさっぽろ
村形 潤